歯も眼も大切に!

こんにちは。院長の中嶋です。
各地で真夏日の厳しい気温が記録されていますが、
暑い日には、かき氷や
アイスクリームが食べたくなりますね。

もし、冷たいものを食べたときに
「歯がしみる」などの異常がありましたら、
ぜひお早めにご来院ください。
お口のトラブルは早めに治して、
快適で楽しい夏を過ごしましょう。

 

ところで皆さん、眼は健康ですか?

今回はお口のトラブルではなく
眼のトラブルについてお話させてもらいます。

私は1年ほど前に角膜を悪くして以来、
時々眼のトラブルに悩まされております。

眼は歯と似ている所がありますよね、
普段は機能して当然なのに
支障を来すと、その有り難さを身にしみて痛感します。
当たり前だからこそ
大切にしなければいけないんですよね。

 

今回も1ヶ月ほど前に右眼に痛みを感じて
藤崎商店街にある、かかりつけの
たける眼科」を受診しました。

 

診断結果は角膜ヘルペス。
ウイルスが角膜に感染して起こる病気です。

点眼剤眼軟膏を処方していただきました。

 

良い眼薬のようで、順調に回復しているのですが
1日5回塗布する眼軟膏の影響で
右眼の周りは薬まみれ。

一見油まみれ&目ヤニが付着しているような感じなので
お見苦しくて不快に思われてしまうかもしれません。
この場でお詫び申し上げます。

 

眼も歯も生活する上で本当に大切です。

少しでも異変を感じたときは早めにかかりつけ医に相談すること、
また、異常がないか定期的に検診を受けることも重要ですね。

 

私自身これからも快適に生活できるように、
診療に支障が出ない範囲で
定期的に眼科を受診していきたいと思います。

 

 

 

 

 

なかしま歯科医院
〒814-0006
福岡県福岡市早良区百道1-20-3 1階
TEL:092-846-8811
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睡眠不足は歯にも悪い?知っておきたい眠りとお口の関係

 

こんにちは。院長の中嶋です。
7月に入り、夏の暑さが
本格的になってきました。

 

昼だけでなく夜も暑さが続くと
寝苦しさを感じることで、
なかなか寝付けずに睡眠不足に陥ることも。

 

この睡眠不足
心身の健康にとっての大敵ですが、
実はお口にも悪影響を及ぼすことを
ご存じでしょうか?

 

今回は睡眠とお口の健康の関係性について
お話ししていきます。

 

 

 

 

◆睡眠不足で歯が危険にさらされる!?

 

不十分な睡眠によるリスクのひとつが
むし歯の進行です。

 

「しっかりと歯みがきをしていれば大丈夫」
と思われるかもしれませんが、
これだけでは
むし歯を防げない恐れがあるのです。

 

では、どのようにして睡眠不足が
むし歯の進行を招くのでしょうか?

 

その要因は、だ液の減少です。

 

だ液はお口の中の汚れを洗浄したり、
歯の修復を促したりすることで、
むし歯の進行を防ぐ役割を果たしています。

 

しかし、睡眠不足によって
自律神経が乱れると、
だ液の分泌量が減少します。

 

この結果、だ液によって
歯を守る働きが不十分になり、
むし歯が進行しやすくなります。

 

 

 

 

 

◆むし歯だけじゃない!?
 睡眠不足によるもうひとつのリスク

 

睡眠不足によって引き起こされる
もうひとつのリスクが歯周病の悪化です。

 

歯周病は歯を支える骨が
溶けてしまう病気で、
最悪の場合は
歯が抜けてしまう恐れもあります。

 

では、睡眠不足と歯周病は
どのように関係しているのでしょうか?

 

これらを結びつける
キーワードが「糖尿病」です。

 

糖尿病は血液中の血糖の増加により、
やがてさまざまな合併症を引き起こす病気で、
数ある発症要因のひとつに
睡眠不足が挙げられています。

 

そして、糖尿病は
先に述べた歯周病と深い関係があり、
相互に症状を悪化させることが
明らかになっているのです。

 

 

 

いずれも自覚症状に乏しいため、
「気づいたら糖尿病も歯周病も悪化していた…」
といった事態にもなりうる、
まさに恐ろしい病気です。

 

 

 

 

◆良質な睡眠のカギは「歯の本数」にあり

 

先にご紹介したケースとは逆に、
歯の状態が睡眠時間に影響を及ぼすことも
あると言われています。

 

ある研究では、
歯の本数が少ないと睡眠時の呼吸を妨げ、
睡眠時間に影響する恐れがある、
との指摘をもとに、
調査が実施されました。

 

その結果、歯の本数が少ない人は
20本以上歯がある人に比べて、
睡眠不足、または長時間眠りすぎるリスクが
高くなることが明らかになりました。

 

このように、お口と睡眠は
お互いに深い関係性があり、
ときに健康そのものを左右するといっても
過言ではありません。

 

 

 

 

◆お口のケアと良好な睡眠で
 健やかな毎日を!

 

健やかな生活を送るためには
良質な睡眠とお口の健康維持、
どちらも欠かすことができません。

 

 

 

 

毎日の生活習慣を整えつつ、
お口の状態に不安がある方は
早めに歯科を受診することをおすすめします。

日々のセルフケアで
万全の対策を心がけて、
暑い夏も元気に乗り切りましょう!

 

 

 

なかしま歯科医院
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詰め物が外れてしまう理由と注意点

福岡県福岡市早良区のなかしま歯科医院のです。

みなさんこんにちは。オリンピックをこの夏に控え、各種スポーツが盛り上がりを見せていますね。みなさんが楽しみにしている種目はなんですか?

むし歯で治療した詰め物やかぶせ物が取れてしまう、ということがあります。どんな理由で外れてしまうのでしょうか。

  • 二次むし歯

一度治療をすればもうむし歯にならない、ということはなく、歯と詰め物の間のわずかなすき間からむし歯になることがあります。これを二次むし歯といいます。

二次むし歯になり、すき間が大きくなっていくと詰め物が外れやすくなります。

  • 接着剤の経年劣化

詰め物を接着する際に使用するセメント材は時間の経過とともに劣化していき、劣化とともに詰め物が外れやすくなります。特に保険診療で使用するセメント材は劣化しやすい傾向があります。

  • 噛み癖・歯ぎしり・食いしばり

一定の場所に強い力が加わるような状態にあると、詰め物が欠けたり割れたりしてはずれてしまうことがあります。

同じ場所でばかり噛まないようにする、就寝時はマウスピースを使用する、日中は上下の歯を離すよう意識する、などを心がけます。

歯茎や顎への悪影響もありますので、早めに改善するようにしましょう。

  • 嚙み合わせの変化

むし歯治療から時間が経過するにつれ、嚙み合わせも変化します。

詰め物は治療した時の噛み合わせに合わせて作られているので、合わなくなった詰め物は外れやすくなります。

 

【詰め物が外れてしまったら…】

  • 取れた詰め物は保存する

再利用できる場合がありますので、壊れないように保存して歯科にお持ちください。

  • なるべく早く歯科を受診する

詰め物が外れた歯は細菌に対して非常に弱い状態で、むし歯になるリスクが高くなっています。痛みや食事への影響がないと感じても、早めに歯科で処置を受けてください。

  • 詰め物が外れた歯を使わないようにする

いつも以上にしっかり歯磨きなども行いましょう。

まれにご自身で詰めなおしてしまう方がいますが、詰め物が外れた歯は、お口の中の細菌で侵されていますので、しっかり処置をしないまま塞いでしまうと、すぐに詰め物の下でむし歯になってしまいます。

また、市販の瞬間接着剤でつけることは絶対にしないでください! 

再度詰め物をする前には、適切な治療を行う必要があります。必ず歯科での治療を受けるようにしてくださいね。

規律のないところには、やりがいは生じない

こんにちは。院長の中嶋です。
早いもので、1年の半分が経ちましたね。
この半年間、 多くの方々にご来院いただき、
その分たくさんの笑顔に触れることができました。
本当にありがとうございます。

1年の後半も皆さまの歯の健康を守るため、
スタッフ一同、精いっぱい努めてまいります。

さて今回は、メインテナンスなどで
長年当院に継続して通院している患者さんも
ほとんど見ることのない、
秘密のヴェールに包まれた(?)、
当院のスタッフルームをご紹介します。

 

 

約2年前に変更したレイアウトは
当時のコロナ対策も含め、
写真のように、パーティションが付いた
カウンター形式になっています。

それまでのスタッフルームは
少し大きめのテーブルを和室の中央に配置し、
そのテーブルにスタッフ全員が集まって着座し
食事・休息をとる、という
昔ながらのスタイルでした。

カウンター形式にした目的は
コロナ感染対策でもありましたが、
何より、お昼休みにスタッフがリラックスして
食事・休息が出来る
着席方法にしてあげたかった、
というのが一番の理由でした。

スペースが限られているため
スタッフ一人ひとりに広々とした
テーブルやイスを提供することはできませんが、
プライベートが確保され、
食事・休息をリラックスして過ごせるための
最低限の空間は提供できているかな、
と思います。

そのスタッフルームの一角には
私からのメッセージであるこんな掲示が
張ってあります。

 

 

一言で言うと
「規律のないところには、やりがいは生じない」
です。

なぜこのようなメッセージを
掲げているかというと、
なかしま歯科医院が患者さんに
診療・予防を提供するにあたって、
私自身とスタッフ全員が規律を守り
やりがいを感じながら仕事をすることこそが、
最も大切だと思っているからです。

この掲示は私の原案を元に、
セミナーやコンサルタントで
お世話になっている
歯科専門コンサルティング会社
「シーエイチアイ」さんに
上手に作っていただきました。

毎日目にしても
不快感のないような文章・デザインに
なっていてとても良かったと思います。

 

 

そしてその効果のほどは、
来院した際に患者さんの目で
私達が働く姿を見て、
確かめていただければ幸いです。

これからもスタッフ全員が
快適に休憩時間を過ごし、
仕事にやりがいを感じてもらえるよう、
いろいろと改善していこうと考えています。

 

 

 

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気になる歯石、自分で取っても大丈夫?

 

こんにちは。院長の中嶋です。
6月に入り雨模様が続くこの時期は、
なんとなく気分がすぐれない日も
あるかもしれません。

 

そんな気だるさから、
普段は当たり前に行っている習慣を
疎かにしてしまうと、
健康状態が悪化するリスクを
招くことがあります。

 

そのリスクのひとつが「歯石」です。

 

日々の歯みがきが不十分だと
歯に付着した歯垢(プラーク)が
やがて歯石となり、
色々な害を引き起こします。

 

中には
「歯石を自分で取り除いている」
という人もいるかもしれませんが、
この行為は効果が無く、
むしろ危険を伴うため注意が必要です!

 

 

 

 

◆毒性があるのは歯石ではなく、
 歯石につく◯◯!

 

歯石とは、
歯の周囲に溜まった
細菌の塊である歯垢(プラーク)が
だ液に含まれるミネラル成分によって
石のように硬くなり、蓄積したものです。

 

歯石には大きく分けて、
目に見える黄白色の
「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」と、
歯ぐきの下に隠れている、黒っぽい
「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」があります。

 

 

 

この歯石自体に毒性はありませんが、
お口の健康のためには
取り除くことが必須です。

 

その理由は、
ざらざらした歯石の表面が
細菌の繁殖にはうってつけの環境であり、
この細菌が、歯や歯ぐきに
悪影響を及ぼしてしまうからです。

 

 

 

 

◆歯石を放置するとこんなことが…!

 

細菌だらけの歯石を
除去しないまま放置すると、
やがて歯周病が悪化する
原因となります。

 

 

 

歯石の表面の凹凸に入り込んでいる細菌は、
通常の歯みがきでは完全に除去できません。

 

その結果、歯石がついた周囲の歯ぐきで
炎症が起こって腫れてしまい、
歯と歯ぐきの間のみぞ(歯周ポケット)が深くなります。

 

この環境下で歯周病菌が増えることで、
歯周病が悪化していきます。

 

さらに、歯周病菌は
悪臭を伴うガスを放つため、
口臭も強くなってしまいます。

 

これらを回避するためには、
細菌のすみかとなる歯石を
早めに取り除くことが肝心です。

 

 

 

 

◆絶対やめた方がいい…
 自分で歯石を取る危険性とは?

 

歯石を早く取ったほうがいい、となると、
「自分で歯石を取ってしまおう!」
と考える人もいるかもしれません。

 

しかし、自分で歯石を取ろうとすると
歯や歯ぐきを傷つけることになり、
歯石を全て取ることも不可能です。

 

また、取り残された歯石に付着した細菌は、
変わらず毒素を出し続けるため、
歯周病や口臭が確実に悪化します。

 

このように逆効果にしかならないため、
自分で歯石を除去する
メリットはありません。

 

 

 

これらの理由から、
歯石を自分で取ることは絶対に避けましょう。

 

 

 

 

◆歯石の害、どうしたら食い止められる?

 

歯石への最善の対処法、
それはズバリ、
「定期的に歯科医院で取ってもらうこと」です。

 

歯石は一度取った後も、
お口の中のプラークが再び歯石となり、
繰り返し付着してしまいます。

 

そのため、一般的には
3~6か月に一度のペースで
定期的に歯石取りに通い、
きれいな状態を保つことをおすすめします。

 

お口の悩みのタネとなる歯石を
歯科医院で安全かつきれいに取り除き、
健康な歯ぐきを維持していきましょう!

 

 

 

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お口の中の乾燥で困っていませんか

福岡県福岡市早良区の歯医者、なかしま歯科医院のブログページです。

こんにちは。束の間の過ごしやすい季節が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

みなさんはお口の中が乾いて困ってしまうことはありませんか?

お口の中が乾く=唾液量の減少ですが、唾液には大切な役割がたくさんあり、味覚、消化、むし歯・歯周病予防、咀嚼や食物の飲み込み等、さまざまなことに影響を及ぼします。

唾液量の減少の原因の中で比較的多くみられるのが服薬の副作用によるものです。

花粉症の薬を飲んだらお口が乾燥してしまった、という経験がある方は多いと思います。


現在、700種類以上の薬で口腔乾燥の副作用が報告されており、胃薬や糖尿病薬、血圧降下剤、咳止め、抗アレルギー薬、睡眠薬等、一般的によく処方されている薬剤も多く含みます。


原因は服薬以外にも加齢やタバコ・アルコールの影響によるものから全身性の病気、ストレス等の精神的な影響など、さまざまなものが考えられますので、もしお口の乾燥で困っている場合はまずは主治医に相談してみてください。
※ご自身の判断で服薬をやめることは絶対にしないでください

規則的な生活を送る、水分をしっかり摂る、よく噛んで食べる、などの毎日の生活の中で取り入れやすいことも唾液量の増加につながります。

また、唾液腺のマッサージや口腔内用の保湿剤もありますので、歯科にいらした際にもお気軽にご相談くださいね。

父の誕生日祝い

こんにちは。院長の中嶋です。
5月5日は端午の節句でした。
ちまきや柏餅など、もちもちした食べものを
口にする機会があったのではないでしょうか。

歯にくっつくものを食べるときは、
つめものやかぶせものが取れやすくなります。
食事中、お口の中に違和感を見つけたら、
慌てず歯科医院までご相談ください。

 

さて、我が家ではゴールデンウィーク中、
両親と姉夫婦が集まり
父親の誕生祝いをしました。
そのため食卓に並んだのは
節句にちなんだ食べ物ではなく
父の好物が中心です。

メインは毎年恒例で、江島屋水産に
刺し盛りをお願いしました。

 

受け取った時、お店の方がいつも以上に
誇らしげに説明してくださった通り、
どの魚もとても美味しかったです。
集まっていた皆で
大喜びしながらいただきました。

ラストのバースデーケーキまで、
笑顔と楽しい会話が途切れない
素敵な誕生会でした。

 

 

福岡銀行の銀行員だった父親は開業以来、
医院の経理をみてくれています。

経営に関するアドバイスのほか、
「税理士さんの手間がなるべく少なくなるように」
と、経費や領収書の資料を
かなり繊細に整理してくれます。

92歳になり、本人いわく
以前より体力が落ちて疲れやすいとのこと。
食も細くなりました。

しかし頭の方は全く衰える事が無く
私たちよりも記憶力が良いほどで、
かなり昔の出来事も
正確に覚えており驚かされます。

この日は
「いつも医院のサポートを
してくれてありがとうございます、
これからも宜しくお願いします」
という感謝の気持ち。

それと
「元気に末永く、母親と
仲良く過ごしてくださいね」
という思いのこもった、
素敵な誕生祝いになりました!

 

 

 

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高血圧とお口の意外な関係!知られざるリスクとは?

 

こんにちは。院長の中嶋です。
初夏の日差しがさわやかな季節となりました。

 

さて、毎年5月17日は世界高血圧デーです。
高血圧と聞くと「食生活」や「運動不足」が
真っ先に思い浮かびますが、
実はお口の健康とも密接に関わっています。

 

今回は、高血圧と歯科の
意外な関係についてご紹介しましょう。

 

 

 

 

◆血圧の薬がもたらすお口の変化

 

高血圧はそれ自体がお口の環境に
影響を及ぼすことは少ないものの、
血圧を下げる薬(降圧剤)の副作用
次のような変化をもたらします。

 

・歯ぐきが腫れて歯が磨きにくくなる

アダラート、ノルバスクなどをはじめとした
高血圧治療でよく処方されるカルシウム拮抗薬は、
副作用で歯ぐきの腫れを引き起こすことがあります。

 

腫れが大きくなると歯ブラシを当てても
プラークが除去しづらいほか、
見た目の問題や発音のしづらさなど、
生活の質にも影響を及ぼします。

 

 

 

・お口が渇いて汚れがたまりやすくなる

降圧剤の副作用では
「お口の渇き」も代表的な症状です。
先にご紹介したカルシウム拮抗薬のほか、
フルイトランやラシックスなどの利尿薬も
副作用としてお口の渇きを
招くことがあります。

 

これらの服用でお口が渇きやすくなると、
だ液が持つお口のクリーニング作用や、
歯の表面を修復する作用が働きにくくなり、
結果としてむし歯や歯周病、
口臭のリスクが高まってしまいます。

 

 

 

 

◆歯が少ないと高血圧に?
 お口の健康と血圧の関係

 

最新の研究では、
歯の本数が少ない、あるいは噛む力が弱いと
高血圧になりやすくなることも明らかになっています。

 

あるデータでは、
奥歯で噛めない人は高血圧のリスクが約1.7倍
高くなることが示されています。

 

なぜ、噛めなくなると
高血圧のリスクが高くなるのでしょうか。
その理由の1つに
「食べものの選り好み」が考えられています。

 

例えば、奥歯で噛めなくなると、
多くの人は繊維質の多い果物や
緑黄色野菜を避けがちです。
しかし、これらの食品には
血圧の安定に必要なカリウムが豊富に含まれており、
不足すると血圧の上昇を招いてしまいます。

 

 

 

このような現象は
とくに高齢者に多くみられることから、
将来的な病気のリスクを減らすためにも、
若いうちからお口の健康を保つことが重要です。

 

 

 

 

◆高血圧の予防・管理のカギは
 歯科での定期検診

 

以上のことからもわかるように、
健康的な毎日を送るうえでは
食生活や生活習慣の改善にくわえ、
お口の健康維持も重要な役割を担っています。

 

なかでも、歯科での定期検診
高血圧の予防・管理において、
次の2つの効果があります。

 

・高血圧の薬の副作用によって生じるお口トラブルを防ぐ
・お口の健康を保ち、歯を多く残すことで高血圧を予防する

 

 

 

 

自宅での正しい歯みがきや
食生活の改善に加え、
歯科での専門的なチェックも含めた
全身の健康を守る習慣づくりを
心がけましょう!

 

 

 

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