2024年 8月 の投稿一覧

家族揃って

こんにちは。院長の中嶋です。
8月も終盤ですが、
まだまだ日中の暑さは油断ができません。
熱中症への警戒はもちろんのこと、
この時期は夏の疲れから来る体調不良にも
気をつけたいところです。

「歯が痛む」「歯がしみる」といった
お口の症状がでた場合には、
どうぞお早めにご来院ください。

 

さて、お盆に私のマンションで
家族が集まって、
母の誕生祝いを兼ねて食事会をしました。

一年前に米寿のお祝いをしたのが
つい最近のように思えて、
改めて年月の過ぎる早さを実感します。

両親のひ孫は先月1歳になり
歩くようになった姿を見て、
両親をはじめ集まった皆が
幸せを感じていました。

 

姉夫婦が準備してくれた中華料理と
私が準備したお刺身も、
両親は「とても美味しいね~」
喜んで食べてくれました。

こうして二人そろって
健康で元気でいられるのも
しっかりと食事が出来るからですので、
やはり食事をするための
歯の大切さを痛感します。

これからも歯をいい状態に保って
しっかりと栄養をとりながら、
健康で長生きをしてもらいたいと思います。

 

 

 

なかしま歯科医院
〒814-0006
福岡県福岡市早良区百道1-20-3 1階
TEL:092-846-8811
URL:http://momoti-nakashimashika.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/myBuE9EFefAoqWke7

大切な歯を守りましょう

福岡県福岡市早良区のなかしま歯科医院です。

みなさんこんにちは。9月になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。暑さはもうしばらく続きますが日は徐々に短くなってきています。もう少しの辛抱ですね。

9月16日は敬老の日です。平成元年に「80歳で20本の歯を」との「8020」運動が始まって久しいですが、この機会にこの30年ほどでどのように推移してきたか見てみましょう。
(データ出典:厚生労働省 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要)

この30年で80歳以上の20本以上の歯の保有率が顕著に上がっていることがわかります。平成5年では約11%でしたが令和4年には半数以上の方が8020を達成できています。

しかし、目標を掲げただけでこんなに改善されるはずはありませんね。

2つ目の表を見てみると、近年に近づくにつれ、歯磨きへの意識が上がっていることがわかります。これが8020達成率上昇の大きな要因であることはいうまでもありませんね。

しかし、高齢者(70歳以上)の男女比では以下のようにどの世代でも女性の方が良い結果が出ているようです。

同調査での「デンタルフロスや歯間ブラシを使用している割合」「歯科検診を受診している割合」の男女比の結果を見てみると、どちらも女性の方が高い結果が出ています。そういったことが8020達成率にも影響していることが考えられます。

残存歯が少ないと以下のようなことに影響が出てきます。

・咀嚼能力低下による消化能力低下  
・栄養摂取不足
・咀嚼不足による唾液量低下に伴う歯周病、むし歯のリスク増
・発音が悪くなる 
・免疫力低下による全身への影響 
・認知症リスク増 
・体のバランスが崩れ、転倒しやすくなる  等

また、歯がないことによって食べられるものが限られたり、ストレスを感じたり、人前に出ることが少なくなる、会話が少なくなる などのリスクも考えられます。

日々の歯磨きとセルフケア、歯科での検診とケアで大切な歯を若い頃からしっかり守っていきましょう!

口腔ケアが命を守る!歯周病と心臓病の密接な関係

 

こんにちは。院長の中嶋です。
8月に入り、いよいよ夏本番となりました。
厳しい暑さが続きますが、
こまめな水分補給と体調管理を心がけ、
この夏を乗り切っていきましょう。

 

さて、8月10日は
「健康ハートの日」です。
810=ハートの語呂にちなみ、
心臓病の予防キャンペーンの一環として
日本心臓財団が提唱しました。

 

日本人の死亡原因第2位の心臓病
歯科とも密接に関わっており、
口腔ケアが不十分だと
心筋梗塞などの重篤な病気に
かかりやすくなることが
わかっています。

 

そこで今回は、
あまり知られていないお口と心臓の意外な関係や
そのリスクについて、詳しく解説していきます。

 

 

 

 

◆歯周病になると
 心臓病のリスクが2倍に!?

「歯周病」と聞くと、
お口だけの問題と感じるかもしれません。

 

しかし、近年は世界各国の研究によって、
歯周病が全身のさまざまな病気と
関係していることがわかってきました。

 

心臓病もそのひとつで、
国内で実施されたある調査では、
歯周病の疑いが強い人は、
そうでない人と比較して
心筋梗塞の発症数が約2倍に上るとの
データが報告されています。

 

 

 

これまで、心臓病の危険因子としては
高血圧や肥満、喫煙などが
主に挙げられていましたが、
ここにきて「歯周病」
無視できない存在であることが
明らかになってきたのです。

 

 

 

 

◆歯周病が心臓に影響するのはなぜ?

 

歯周病と心臓病、
一見すると無関係に思える
この2つの病気に
いったいどのような関わりがあるのでしょうか。

 

そのメカニズムについては、
現在までに次の2つの説が
考えられています。

 

1つは、歯周病菌が血流に乗って心臓へ運ばれ、
血管に炎症を起こすという説です。

 

この炎症によって心臓の血管の壁が厚くなると、
いわゆる「動脈硬化」が進行し、
狭心症や心筋梗塞を引き起こします。

 

実際に、動脈硬化を起こした患者さんの
心臓の血管を調べた研究では、
数種類の歯周病菌が
発見されたという報告があります。

 

 

 

もう1つは、歯ぐきの炎症そのものが
心臓病をはじめとする
全身の病気の引き金になるという説です。

 

歯周病で歯ぐきが腫れると、
その部位からは炎症に関連した
さまざまな物質が放出されます。
これらの物質が心臓に運ばれると、
血管などに悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

 

 

 

◆命を守るためにも歯を大切に!

 

生活習慣病の予防といえば、
「食事」「運動」「禁煙」「睡眠」などが
重要視されてきました。

 

これらに加えて
「口腔ケア」も徹底することが、
今後の生活習慣病予防における
大切な取り組みになります。

 

 

健康診断だけでなく、
歯科での定期検診も欠かさずに、
常に良好なお口の状態を目指しましょう!

 

 

 

なかしま歯科医院
〒814-0006
福岡県福岡市早良区百道1-20-3 1階
TEL:092-846-8811
URL:http://momoti-nakashimashika.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/myBuE9EFefAoqWke7