2025年 8月 の投稿一覧

くさび状欠損をご存じですか

こんにちは。院長の中嶋です。

9月になりましたがまだまだ暑い日が続きます。熱中症に気を付けて、元気に残暑を乗り切りましょう!

歯の根元に水が当たるとしみる…
歯ブラシが当たると痛い…
冷たい風が当たるとしみる…

こんな時、一番初めに思い浮かぶのがむし歯ですが、歯がしみる原因は他にもあります。
みなさんは「くさび状欠損」をご存じでしょうか。

くさびの形は、ホールケーキが三角形に切り分けられたような形です。

くさび状欠損はその名の通り、歯の根元がくさびのようにくぼんでしまうことです。

原因はいくつか考えられますが、

・強い力で歯みがきをしている

・歯ぎしりや食いしばりなどで歯に強い力が加わる

・かみ合わせが悪い

などが挙げられ、歯の根元に強い力が加わっていることが共通点です。

歯ブラシを強く当てていると歯茎が下がりやすくなり、通常歯茎で守られている歯の根の部分が露出して、歯ぎしりなどで強い力が加わると歯が割れたり摩耗しやすくなってしまいます。発症しやすいのは正面中心から見て3番目と4番目の歯(犬歯とその隣の小臼歯)です。

くぼみが深くなると歯の内面にある柔らかい組織である「象牙質」が露出し、むし歯になりやすくなります。また、知覚過敏の症状も出てきます。冒頭に挙げたような症状が出ていればそれはもうくさび状欠損が進行している状態です。

処置としては、進行度によりますが、くぼんでしまった部分に薬を塗ったり、むし歯の処置でよく使用されるコンポレットレジン(CR)を詰めたり、といったものがあります。特に症状が強い場合は、神経を抜くこともあります。

就寝中の歯ぎしりや食いしばりを予防するためのマウスピースを使用することも有効です。歯科医の診断があれば保険診療が適用できますので、気になる方はまずご相談ください。

元受付・宮原さんのお店オープン!

こんにちは。院長の中嶋です。
8月も終盤ですが、
まだまだ日中の暑さは油断ができません。
熱中症への警戒はもちろんのこと、
この時期は夏の疲れから来る体調不良にも
気をつけたいところです。

「歯が痛む」「歯がしみる」といった
お口の症状がでた場合には、
どうぞお早めにご来院ください。

 

さて今回は、当院で
受付として働いていた元スタッフの、
嬉しいニュースをご紹介します。

2年前まで当院を支えてくれていた宮原さんが、
夢を叶えてお店を開業されました。

 

お店の名前は「酒場ポロネーズ」。
地下鉄・六本松駅から徒歩2分、
大通り沿いで歩道から店内が見える
開放的な雰囲気です。

ワイン好きで、教室に通いながら
長年学び続けた宮原さんらしく、
ワインを中心にビール・ウイスキー、
ノンアルコールも揃っています。

生ハムやチーズ、ナッツなどを
つまみながら、初めての方も常連さんも
にぎやかに過ごせる空間です。

オープンから1年未満ながら、
すでに多くの方々に愛されているのは、
宮原さんの優しい気配りの賜物でしょう。

これからも、多くの方に
幸せな時間を届けるお店として
発展していくことを、心から願っています。

 

 

 

なかしま歯科医院
〒814-0006
福岡県福岡市早良区百道1-20-3 1階
TEL:092-846-8811
URL:http://momoti-nakashimashika.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/myBuE9EFefAoqWke7

子どもを「歯医者嫌い」にさせない声かけ&接し方のコツ

 

 

 

こんにちは。院長の中嶋です。
8月に入り、夏も本番を迎えました。

 

夏休み中のお子さんは
けがや夏風邪に気をつけつつ、
楽しく過ごしてくださいね。

 

さて、この長い夏休み期間の間に、
お子さんの“歯医者デビュー”を考えているご家庭も
多いのではないでしょうか。

 

「歯医者=痛い、こわい」
といったイメージから、どうしても最初は
嫌がられてしまいがちです。

 

そこで今回は、
お子さんが少しでも安心して歯医者に通えるよう、
保護者の皆さまに心がけていただきたいポイントを
ご紹介します。

 

 

 

 

◆実は逆効果?こんな声がけに要注意!

 

お子さんによかれと思ってかけた一言が、
歯医者嫌いを助長することがあります。

 

無意識のうちに以下のような言葉を
言っていないか、チェックしてみましょう。

 

 

 

・「歯みがきしないと歯医者さんに連れて行くよ!」
歯みがきを嫌がられるとつい出てしまう言葉ですが、
「歯医者=罰を受ける場所」
とインプットされてしまうため、
歯医者は自分の健康を守ってくれる味方だと
伝えることが大切です。

 

・「お口を見るだけだよ」「痛いことはしないよ」
このような嘘で歯医者へ連れて行くと、
結果的にさらに嫌がられてしまいます。
治療のことは正直に伝え、
終わったあとはたくさん褒めてあげましょう。

 

・「みんな我慢しているよ!」「怖くないから!」
このような不安な気持ちを否定する言葉は、
かえって不安を強めてしまう可能性があります。
まずはお子さんの気持ちを理解し、
寄り添ってあげましょう。

 

 

 

 

◆ちょっとした工夫で通院がスムーズに

 

受診のタイミングや待合室での過ごし方など、
少し工夫するだけでも
お子さんの通院がスムーズになります。

 

ぜひ、以下を参考にしてみてください。

 

1.幼児の受診は「午前中」がベスト
眠気や空腹、疲れなどが重なるとぐずりやすくなります。
とくに小さなお子さんは、
体調や機嫌の良い午前中の受診がおすすめです。

 

2.動きやすく汗をかいても対応できる服装
小さなお子さんは、
処置を嫌がって泣いたり暴れたりすることもあります。
通気性の良い服を選び、
着替えも用意しておくと安心です。

 

3.待合室ではリラックス
待っている間は絵本を読んだり、
お気に入りのおもちゃで遊ばせたりして、
リラックスできる雰囲気をつくりましょう。

 

 

 

 

 

◆歯医者は子育ての強いパートナー

 

「泣いたらどうしよう」
「嫌がったら迷惑かも」
と、不安で受診をためらう保護者の方は
少なくありません。

 

しかし、私たちはただ治療をするだけではなく、
治療を通じてお子さんの成長や
気持ちに寄り添うことも
同様に大切な役割だと考えています。

 

 

 

 

お子さんの受診についてご心配なことがあれば、
まずはお気兼ねなくご相談ください。

 

 

なかしま歯科医院
〒814-0006
福岡県福岡市早良区百道1-20-3 1階
TEL:092-846-8811
URL:http://momoti-nakashimashika.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/myBuE9EFefAoqWke7